中期計画(第3次5カ年計画)

第3次中期計画(平成24年4月~平成29年3月)策定方針
=「信頼され尊敬される法人」を確たるものに=
(かけがえのない法人を目指して)

当法人を取り巻く経済・社会の動向
今後の中期的な世界及び我が国の状況は全く不透明で、世界的恐慌もありうる厳しい状況である。障がい福祉の世界もその影響は受けざるを得ないと想定すべきである。 
かつ、グローバル化の流れの中で、規制緩和も進み、数少ない内需型成長分野の障がい福祉分野にも民間も含め新たな参入と競争が生まれると思われる。 
その中で、平成25年度に障害者自立支援法にかわり制定される障害者生活総合支援法についても過大な期待はすべき状況にはないと思われる。
当法人のスタンス
5年後の経済・社会の姿を正確に予測できる人は皆無である。そのためどのような状況にも、スピーディで柔軟に対応できる力を法人として持っていることが不可欠である。 
我々は今までの活動の中から培った体制・体質をベースに「更なる質の磨き上げ」しかも「すべての面での質の磨き上げ」を進めることによって、周囲から信頼され、持続的発展が可能な法人としての姿を作り上げなければならない。
3つの力
「質の磨き上げ」を進めるうえで次の3つの力の向上を目指したい。 
①「現場力」  ②「突破力」 ③「提案力」の3つである。
中期計画の区分
中期計画を前半の2年と後半の3年に区分し、前半部分は懸案事項の実現と新たな挑戦への準備期間とし、計画はできるだけ具体的、定量的に策定する 
後半部分については新たな挑戦(ありたい姿)の実現可能な事項を策定するが、先行き不透明(制度の改訂を含め)な時代のため、2年後には中期計画の見直しを行うものとする。 

 

【中期事業方針】

  1. 今後の資金需要の増加並びに借入運転資金完済に備え、財務内容の強化を推進する。
    ご家族からの運転資金融資分については計画通り完済する。
  2. 利用者の生活環境、職員の職場環境の改善を計画的、着実に進める。
    ①萩の杜の建物、設備メンテナンス、バリアフリー化の計画的実施と衣料保管用倉庫の確保 
    ②ジョブサイトひむろ施設の移設とそれに伴うサービス機能の見直し(3年後を目途に検討を進める) 
    ③ケアホームみやたの環境改善の検討
  3. 今後の事業の方向性に対応した法人の体制整備を進める。 
    ①法人の事業の現在の姿に対応し、今中期計画で更に進展する事業の「地域一般化」と「広域特化」に対応する「望ましい法人組織」の検討を進める。(前半の2年で検討し3年目より実施を目途とする) 
    ②職員の専門性、現場での支援スキルの重要度が益々増すことや社会環境の変化に対応するため、職員の処遇(専門職制度など)や給与体系の見直しを進める。(前半の2年で検討し3年目から実施を目途にする) 
    ③職員が主体的、積極的に支援力(現場支援力と専門的な力)の向上に取り組めるように、研修制度や人事考課制度を更に充実させる。
  4. 利用者の高齢化・障がいの重度化対応のうち「医療との連携」を法人全体として、その実現に邁進する。 
    →利用者・ご家族、職員からのニーズに応えるために、真野先生とともに、法人、家族会が一体になって「杉の子会にふさわしい医療との連携の形」を実現する。
  5. 発達障がい児・者支援については利用者の生涯にわたる一貫した支援の体制を強化するため、23年度取り組んだ活動を更に強化、進化させる取り組みを続ける。 
    →ニーズの増大に対応する制度設計がきちんとなされるように、行政(国、大阪府、 地方自治体)、同業、当事者組織に積極的に提案をしていく。
  6. 新規ケアホーム第2次計画の取り組みを開始する 
    →2年間で利用者のニーズ調査、建設用地の選択を完了する。
  7. 杉の子会の独自製品(ガレット、コロッケ、陶器)の強化による授産事業の拡大と工賃の改善 
    →販売ルートの拡大と生産拠点の検討
  8. 法人の社会的責任 
    法令順守の徹底、危機管理大綱の整備、各種マニュアルの整備を進める活動に加え、人権擁護(利用者の虐待防止の仕組みの構築、成年後見制度活用の取り組みなど)に向けた取り組みにも力を注ぐ。